まだ若いのに…初めてのぎっくり腰

ヘルニアの治療なんて高齢者がすることと思っていた私がぎっくり腰を体験したのは22歳の時でした。
販売の仕事をしていた私はある日、乱れた商品をきれいに陳列しなおそうと低めの棚に少しかがんで手を伸ばしました。
その時です。腰に衝撃が走りました。痛みというよりは“衝撃”でした。

少しかがんだその体勢からその場で全く動けなくなってしまいました。
10代の頃スポーツで腰を痛めたせいか普段も軽めの腰痛はあったのですがこんな症状は初めてでした。
仕事を早退して病院にいくとぎっくり腰と診断され、湿布とコルセットを処方されました。

それから3日間は家で安静にしていました。何しろ何をしても痛いのです。
始めは衝撃が腰に走りましたが、そのあとは本当にただただ痛かったです。
寝ても立っても歩いても痛い!特にくしゃみをするのが本当に痛くて辛かったです。

それから1~2か月は常にコルセットをつけてないと不安で、はずすとまたぎっくり腰になってしまうんではないかとひやひやしました。
その後もやや癖になってしまい、「今ぎっくり腰になりそう!」という手前の状態がわかるようになりました。なんとなく腰がだるくて不安な感じになるのです。

なるべく腰痛を治せるようにと腹筋を鍛えたり、普段から姿勢に気を付けるようになりましたが一番の予防はやはり危ないかもと感じた時に早めにコルセットを巻いておくことだと思います。

ぎっくり腰は高齢の方がなるものかと思っていたのでまさか20代からぎっくり腰に怯えて日々過ごすことなるとは思ってもみませんでした。