エンジン周りは凹凸が多く、ホコリや泥がたまりやすい場所。エンジンの表面積をできるだけ増やして風を当たるようにしている空冷式のバイクだと凹凸がとくにおおいのでブラシが届かず、特に厄介です。そんなバイクのエンジン周りの洗浄で試して欲しいのが高圧洗浄機です。ブラシで細かいところまでこすらないで済むのでとても楽です。しつこい汚れは高圧洗浄機の水だけでは落ちない場合もありますが、バイク用の洗剤をブラシで塗りつけておいて、数分間放置した後に高圧洗浄機で流せばほとんどの汚れは問題なく落とすことができます。高圧洗浄機でバイクを洗うときに気をつけて欲しいのが、エアフィルターに吹き付けてしまわないようにすること。高圧の水が直接フィルターにかかってしまうと、エンジン内部まで水が入り込んでしまい故障の原因になります。また、バイク全体を高圧洗浄機で洗うのであれば、マフラーから高圧の水が入ってしまわないように注意する必要があります。ビニール袋などで吸気・排気箇所を覆ってから作業すると良いでしょう。いつもバイクのことは東京でも評判のバイクコーディング専門店で相談しています。