もともと事務職で、1日中デスクでパソコン作業ということも多く、疲れがたまってくると腰痛の症状がみられるようになっていました。時折、友人の通っている鍼灸整骨院で時々診ていただいていたのですが、そこの先生から勧められて骨盤矯正の体験をしてみました。
自分ではわかっていなかったのですが、足の長さがかなり違っていたらしく、骨盤矯正の施術を受けたら足の運びがものすごく楽で、体全体がすっきりしたような感覚がありました。しかし、数日後に自動車から少し大きな荷物(10キロくらい)を降ろそうとしたところ、腰から背中にかけてビリビリ!という感じの痛みが走りました。
その場はなんとかやり過ごしたのですが、立つのも座るのも一苦労といった感じで、自由に身動きがとれない状態になってしまいました。あいにく休日で病院はお休みのため、保冷剤などでとりあえず冷やしてみましたが、痛みはなかなかひきませんでした。
休み明けに整形外科へ行ったところ、ぎっくり腰の診断を受けました。それまでの経過を医師に説明したところ、骨盤矯正で正しい位置に戻しても、身体はそれまでの歪んだ状態での動きを覚えているので治したつもりで余分な負担がかかっていたのではないかとのことでした。骨盤矯正自体は悪いものではないけれど、正しい動作の訓練をするなどの指導を受けるなどのサポートが必要ではなかろうかというのが整形外科の先生の見解でした。