この5年ほどの間に、売り上げ台数が実に10倍にも増えていると言われる、今や車用品の売れ筋商品となった「ドライブレコーダー」。
ドライブレコーダーとは、主に車の前後を撮影・記録する為に取り付けられるもので、以前は「車載カメラ」と呼ばれていましたが、現在は「ドライブレコーダー」と呼ばれるのが一般的であり、商品名として浸透しています。
取り付けている方の主な目的は、交通事故が発生さた場合に責任が誰にあるのか?、特に自分に責任が少ない又は無いことを明確にする為の材料とすることであり、実際に警察の検証に情報・資料として使われることも少なくない様です。
現在のドライブレコーダーの性能は格段に向上しており、ハイビジョン映像でパソコンで再生した際にも、相手車両のナンバーや車内の運転者の顔まで鮮明に記録されていることに驚かされます。
明るい日中だけでなく、赤外線を利用して夜間の撮影もバッチリです。
取り付けはフロントガラスなどに吸盤で付けるだけで、電源はシガーソケットから直接取ることが出来るなど、ごく簡単なものとなっています。
エンジンを掛ければ撮影を開始し、エンジンを切れば自動で終了してくれて、データは古い順に順次消えていきます。
最近は、エンジンを掛けていなくても、車体の振動などを検知して自動で撮影が開始され、車上荒しの被害届けの資料にも使える優れものまで登場しています。
そんな便利なドライブレコーダーも価格はグッと抑えられ、ご紹介したような性能を持つタイプでも1万円を切るものがあるようです。
車用品量販店などでは、ドライブレコーダー・コーナーも豊富な品揃えとなっていますので、一度覗かれては如何でしょうか。ちなみに私は、愛車のヴォクシーにドライブレコーダーを取り付けています。