3叉路を曲がり切れず車で道路を塞いでしまった痛い思い出

私が運転免許を取り立ての頃は近所へのドライブだけでも本当におっかなびっくりという感じ。不安を強く感じ易い性格の私でしたから、ちょっとトラブルになり掛けただけでも気分が動揺し、落ち着いた対処が取れなくて困ったものでした。
免許を取ってから始めて運転したのは実家の小型セダンでしたが、まだその車の最小旋回半径や内輪差もあまり理解出来ておらず、とある練習ドライブから帰宅する際にV字状の3叉路を半ば強引にターンしてようとして完全につっかえてしまい、道路を塞ぐ形となって焦ってしまいました。
何度か切り返しを試みたのですが車のポジションに殆ど変化は無く、後続の車の列は次第に長く伸び焦りを助長してしまいます。結局周囲の構造物を半分無視し強引に曲がって脱出に成功したのですが、その際に生け垣やゴミ集積場の看板に車の側面を引掛け、かなり派手な傷を付けてしまったのは言うまでもありません。
再塗装の修理代も当然こちら持ちで結構痛い出費となってしまいましたが、これを機会にようやく曲がり切れる限界のカーブを理解出来る様になり次第に細い路地に対する怖さも軽減していったのでした。今では専門店でわざわざ取り付けたカーオーディオを楽しんでいます。